2007年式
レッドウッド アンサー
ブラックニッケル仕上げ
34インチ
ピンパター発祥の地【レッドウッド】を冠した高級感溢れる303ステンレス精度高い削り出し作品、生産終了久しくピン史上最高傑作と思っているレッドウッドシリーズ。
発表から約20年、芸術品の様な仕上がりに魅了されあちこち探し回り集めて来ましたがこちら一二を争う極上レベル。目立つ当たりキズ操作性損うダメージ無く綺麗な状態、今回の出品にあたりシャフトメンテ施しPP58正規ピストルスタンダードグリップ新品に交換、実戦向きに仕上げてあります。
細く浅く美しいミーリングから醸し出される黒と銀の重厚感は唯一無二。カーステンソルハイム頑固なモノづくり精神の結晶、武骨なフォルムとリンクするソリッド打音と手に伝わるマイルド打感のギャップが味わい深く秀逸。
敢えて短所申します
発売時に装着の純正グリップとカバーは劣化早く"色落ちベタつき"品質最低最悪。逆に高貴なヘッドは"デリケート過ぎ"水滴や付着物が残ればマダラ模様が現れ放置厳禁拭き取り作業が必須、芯は狭く決して万人受けする代物ではございません。
しかしこのツンデレパターは、転がせば心地良くパッティングの指標となりスポットヒット求め繰り返せば時間忘れ知らず知らずに技術向上。背伸びしながら何でも全力夢中だった幼少期が甦りノスタルジック気分に浸れたりします。
更に余談
『3年もすれば新作発表昨今の業界"下取り"購入"確立し簡単に試せる良い時代になりました。パターはデザインや素材や製法も様々圧倒的に流通しにくい特別なギア、長さグリップも感性と合致して機能がフルに発揮されるもので高額品が入ると決して言えない部分あります。
パターだけは“予備”として手元に残す考えの方は多くツアープロでも昔の市販品引っ張り出し優勝!が稀にあり"フィーリング"は本人にしか分かわからない個別の感覚。
古き良き時代の良品減り続ける一方、反対に目の肥えたコアなファンは増え市場も店舗も淘汰されて来ました』と馴染み工房オーナー。
こんな私でさえ好みはブレード、競技はマレット。集め並べたパター数知れず…
終わることない旅(迷走)を楽しんでいるのかも知れません…
長々と御託を並べ申し訳ございません大変失礼しました。コレクションの中でも美品自負、雰囲気溢れ語り継がれるであろう銘器を断捨離。