有田焼（走破焼）で五代佐藤走波作の油壺（花入れ）です。 以前、蒐集家から購入した品です。 断捨離で出品しました。 こちらは走破62歳の時の作品です。 代々走破を襲名している知る人ど知る人気作家で、秀品を送り出してきましたが、六代目も亡くなり、現在窯は閉鎖、佐藤走破の作品は年々希少性が高まっています。 もともと、走波焼とは今から250年前に鍋島藩の支藩である蓮の池藩に「臼井走波」を招き「走波焼」が完成したと言われています。 臼井走波は白石焼の中でも異彩を放っていた為、「走波焼」と別称されており、その作品は数が少なく希少なものとなっていましたが、これを名匠五代佐藤走破が復活させました。 一定期間経過後、価格を上げさせて頂きますので、ご了承願います。 古い作品で若干汚れがありますが、目立ったキズはありません。 箱はありません。 高さ　18.6cm 直径　　9cm